こんにちは。
フリーランスや個人事業主として働く中で、国民健康保険料が高くて困ったことはありませんか?
実は、収入が減ったときや災害・病気などの影響で生活が苦しくなったとき、**国民健康保険料を軽減できる「減免制度」**があることをご存じでしょうか?
今回は、この「減免制度」についてわかりやすく解説していきます!

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国民健康保険の「減免制度」とは?
収入が大きく減った場合や特別な事情があるときに、保険料の一部または全額を減らしてもらえる制度です。
あくまで申請制なので、自分で手続きをしないと適用されません。
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どんな人が対象になるの?
以下のような事情がある場合、減免の対象になる可能性があります。
• 失業・廃業・休業などで収入が大幅に減った
• 病気やケガで働けなくなった
• 災害(地震・火災・風水害など)で家計に影響が出た
• 新型コロナウイルスの影響で売上が減少した(※特例対応の場合あり)
自治体によって基準や条件が異なりますが、「前年に比べて収入が2分の1以下になった」など、具体的な収入減の目安がある場合が多いです。
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減免される内容は?
減免されるのは、以下の保険料の一部または全部です。
• 医療分(国民健康保険の基本部分)
• 後期高齢者支援金分
• 介護分(40歳〜64歳の方が対象)
※どのくらい減免されるかは、自治体ごとの算定ルールによります。
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減免を受けるには?申請の流れ
1. お住まいの自治体に問い合わせ
まずは市区町村の役所・国民健康保険窓口へ相談しましょう。
「減免を受けたいのですが」と伝えれば、必要書類や条件を教えてもらえます。
2. 必要書類の準備
主に以下のような書類が必要です。
• 減免申請書(自治体で配布 or ダウンロード)
• 収入が減ったことを証明する書類(確定申告書、売上帳、給与明細など)
• 廃業届・離職票・診断書 など(理由に応じて)
3. 申請&審査
提出後、内容が審査され、認められると減免が適用されます。
※審査には時間がかかることもあります。
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申請の注意点
• 申請期限があります!:過ぎると減免が受けられません。収入が減ったらすぐ相談を。
• 遡って減免されることは少ないです。できるだけ早めの対応を。
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まとめ:困ったときは「相談+申請」で守れる!
国民健康保険の減免制度は、**収入が下がって生活が厳しい時に使える“公的なサポート”**です。
「どうせダメかも…」と思わずに、まずはお住まいの自治体に相談してみましょう。
フリーランス・個人事業主にとって、こういった制度を知っておくことが、生活の安心につながります。
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※各市区町村で制度の内容が異なりますので、詳しくはお住まいの役所にお問い合わせください。